6月26日、ほのかの手術を神戸ピア動物病院で行っていただきました。
手術当日の朝、これからのことを察してしょんぼりしています。
CT検査の後、読解が幾通りもある画像の結果とのことで、画像専門の先生にCTを見ていただくこととなりました。
その結果、肝臓や膵臓ではなくリンパ節であることがわかり、腫瘍切除ではなく肝生検とリンパ節の生検ができれば実施、というプランとなりました。
当日、再び絶食。
執刀医長田先生、助手かるべです。
麻酔導入後、消毒、切開。
ラブラドールは腹腔が深いので、リンパ節にたどり着くのがなかなか大変です。
幸い、痩せさせていたので脂肪が少なく、長田先生にその辺のご指摘はされませんでした。
が、探っていく途中で
長田先生「あれ、腸の中になんかある。」
かるべ「すみません、草です。」
このやり取りが数回繰り返されました。
長田先生「なんで草たべさせるの?」
かるべ「公園で草が生えているんです。」
長田先生「散歩、普通の道路でいいじゃないの。」
かるべ「車と人が少なく危なくないので。」
長田先生「じゃあ、口かごしたら。」
かるべ「そうします。」
との会話をしながら、リンパ節にたどり着きました。
長田先生「あれ?小さくなってるね。」
かるべ「ほんとですね、8oくらいですよね。」
手術までの2週間、慢性炎症性腸疾患と診断し食事療法を実施していました。
術前に行った血液検査の結果も、肝数値はかなり下がっていました。
生検はリンパ節の近くに門脈という大きな血管があり、これが割けて大出血のリスクがあること、リンパ節が小さくなっていることから、リスク回避もかねて生検は中止し、しばらくしてCT検査をふたたび行うこととなりました。
肝臓は、右葉が丸っこく大きくなっていました。
また、肝臓全体で直径1cmから4cmくらいのしこりが数か所ありました。
それらを生検していただき閉腹。
2日入院の予定だったのですが、軽い手術とのことで当日帰宅となりました。
後日、病理検査の結果は癌ではなく肝炎でした。ほっとしました。なにより、手術前より、ずっとずっと元気なことがとっても嬉しいです。
抜糸時に行った血液検査では、肝数値が少し高いかな、くらいまでよくなっていました。
ほのか、琵琶湖にまた遊びに行けるね。
長田先生、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。
術後4日目。包帯でぐるぐる巻きにしてお散歩へ。歩きにくそうでした。
草を狙っています。口かご買わなきゃね。
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