5月のとある土曜日の昼食時、みゆうの呼吸がすごく荒くなっていました。
ここのところ、ご機嫌にとっていた食事もいらないといいます。
朝は元気だったのに。
少し気温が高くなってはきていますが。
とりあえず、ご飯を終わらせて検査を行いました。
血液検査には異常なし。
レントゲンで肺が白くなってます。
エコー検査では、心臓の収縮する力が弱いのが分かりました。
肺水腫?
心臓の薬を飲ませて、利尿剤の投与を実施。
さらに、毎日飲んでいる薬を水に溶かして飲ませていることから、誤飲性肺炎も疑い、抗生剤を注射による投与に変更しました。
酸素は病院にはあるのですが、生活している空間にはないので、酸素ボックスを持ってきてもらうようにお願いしました。
酸素ボックスが届いたので、すぐに中に入れて酸素吸入開始。
呼吸が徐々に落ち着いてきました。

酸素ボックスに入っているみゆうと、ただのボックスに入っているちいかわ

酸素ボックスに入っているみゆうと、ボックスに入っていないふうか
翌日、酸素ボックスから出ても呼吸が安定していたので、レントゲン検査とエコー検査を実施。
肺はかなり、正常になっています。
エコーでも心臓の収縮力もでてきました。
よかった。ほっと一安心です。
食事もしっかりとるようになりました。
家族の間でみゆうは、白い貴公子という二つ名の愛称で呼ばれていますが、今ではすっかり貴公子らしく凛として暮らしています。
フレンチブルドックなので、体温調節が苦手なところに、心臓が悪くなっていたのが原因でしょう。
私たちが涼しくても大丈夫、と思っていても、わんこは特に、加齢にともないセンシティブになっていくことを改めて実感しました。
皆さんも油断せず冷やしてあげてくださいね。

白い貴公子みゆうは暑いところが苦手
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