2022年2月20日、ルカが亡くなりました。
拡張型心筋症と慢性炎症性腸疾患を患っていました。
慢性炎症性腸疾患の治療開始時、プレドニゾロンの副作用により細菌性肝炎を発症しました。効果のある抗生物質がみつかり、一命をとりとめました。プレドニゾロンの治療は中止し、食事療法のみとしました。
その後、四肢の関節症を発症し、さらに、1年半前に肝臓腫瘍を見つけました。腫瘍の外科治療を実施するか否か悩みましたが、心筋症が重度であることから断念しました。
昨年10月末、痙攣発作を発症し、寝たきりになりました。
一度、抱っこして公園に連れて行きましたが、全く嬉しくなさそうでした。外出はそれが最後です。
どんな姿になっても傍にいてほしい、という私の思いに応えるべく、ルカは頑張って生きていてくれました。
1月31日、尿の出が悪いことがわかかりました。血液検査を実施したところ、腎臓の数値は良好でしたが、血液中の蛋白が著しく低い値でした。また、貧血もひどく、行わないと決意していたプレドニゾロンの投薬を低量で開始しました。数値は良くなり、ルカも食欲が旺盛になり、この時は、本当にどれだけ嬉しかったことか。
しかし2週間後、プレドニゾロンによる副作用と思われる症状や血液検査の結果から、治療を中止しました。数値は悪化していきますが、ルカが苦しいことよりは良いと思いました。尿量が減少していることから、静脈輸液も開始しました。
しかし、2月19日無尿状態となりました。ずっと我慢してきた鶏肉をあげたところ、おいしそうに、もぐもぐと食べました。
20日朝、パンティングもひどく、苦しそうなので安楽死を考え、準備していたところ、呼吸が弱くなってきたので、もう少し、様子を見ることにしました。
10分後、首を後ろに反ったので、「あ、亡くなる。」と思い、ぎゅっと抱っこしました。
わん、わんと、小さく鳴いたので、家族を呼びに行きました。
皆の看取る中、ルカは亡くなりました。
お風呂に入り、きれいになって、大好きなダイニングでも過ごし、火葬しました。
もう、苦しくありません。
そして、これからは、ずっと私と一緒です。
16年と4か月、本当にありがとう。ルカ。
闘病中のルカ
亡くなったルカに寄り添うほのかとみゆう
大好きなダイニングにて、大好きなテニスボールと自動車の鍵と
ルカは机の上にいます
そして、ペンダントの中にいます。いつも、一緒です。
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